FIREについて調べる

FIREムーブメントとは?日本版FIREムーブメントは必ずやってくる!

こんにちは、しきぶです。

皆さんは「FIREムーブメント」という言葉をご存知でしょうか?

FIREムーブメントとは、『FIRE』と呼ばれる欧米のミレニアル世代(1981年〜1996年生まれ)の間で人気が高まっている、新しいライフスタイルを啓蒙する動きです。

FIREとは、『Financial Independence, Retire Early(経済的独立、早期退職)』の頭文字を取った言葉です。

簡単に言うと、

経済的に独立し、早期の退職をすることで、残りの人生を自由に生きる

というライフスタイルです。

今回の記事では、FIREという生き方と、FIREムーブメントについてまとめていきます。

この記事でわかること
  • FIREムーブメントについて
  • 日本におけるFIREムーブメントの動向
  • FIRE達成に必要なことを知りたい方

アメリカ発端のFIREムーブメントとは?

FIREムーブメントとは、FIRE(=経済的独立、早期退職)を目標とする新しいライフスタイルを広く知ってもらおうという動きのことです。

アメリカを発端に、欧米のミレニアル世代(1981年〜1996年生まれ)の間で人気が高まっています。

FIREムーブメントという動きも、FIREというライフスタイルも日本ではあまり知られていません。

理由としては、このムーブメントの発端であるアメリカでは、もともと個人の自由な働き方やライフスタイルが普及おり、日本よりも資産運用に対する意識が高いことが挙げられるでしょう。

日本にはFIREの考え方が浸透していない

結論からお話いたしますが、日本において『FIRE』というライフスタイルはまだまだマイナーであり、浸透していません。

なぜなら、日本ではまだ以下のような考え方が根強く残っているためです。

  • 新卒採用から定年までの終身雇用が当たり前
  • 定年まで働き続けることが当然であるという風潮
  • 「働く=善、働かない=悪」という考え方
  • 投資に対する極端なマイナスイメージ(例:「投資はギャンブルだ」)

他にもFIREが日本に浸透しない理由はたくさんあるでしょう。

特に最後に挙げた、投資に対する極端なマイナスイメージは払拭されるべきだと思います。

FIREにおいて、投資による資産形成は最も重要な要素であるにも関わらず、日本では極端なマイナスイメージがあります。

さらに言えば、このマイナスイメージのせいで、本来ならある程度のリスクを取ることができる若い世代も、金融資産の大部分が預貯金となっているのが現状です。

こんな状況では、誰もFIREを目指そうなんて考えないですよね。

本当に残念なことだと思います……。

しかし、時代の潮流はFIREムーブメントに向かっている

このように日本では、まだまだFIREを受け入れる雰囲気にはなっていません。

しかし、そう遠くない将来、日本でもFIREムーブメントは起こるんじゃないかなと私は考えています。

なぜなら、冒頭で話したようなこれまでの日本社会に根強く残っていた、日本特有の考えが変わりつつあるためです。

1:企業の終身雇用に対する限界

2019年4月、経団連会長は「企業が終身雇用を続けていくのは難しい」と言及し、今後の雇用のあり方を見直す方針を示したことは記憶に新しいでしょう。

そもそも終身雇用とは、右肩上がりの経済成長を前提とした制度です。

しかし、昨今の経済状況を鑑みると、不透明感が否めません。

このような状況では、企業側も終身雇用を維持し続けることは難しくなっていくでしょう。

2:個人投資家に対する税制優遇制度の拡充

2014年からNISAがスタートし、2016年には未成年者を対象としたジュニアNISAが始まりました。

さらに、2018年にはつみたてNISAも開始となり、個人投資家に対する税制優遇制度や非課税制度が拡充されてきました。

国をあげて投資を促すこの流れは、今まであった投資に対するマイナスイメージを変えてくれることが期待できます。

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3:働き方改革の一環とした副業の解禁

2018年1月から、政府が公表する「モデル就業規則」から副業・兼業に対する禁止規定を削除しました。

これは、政府が積極的に副業を推奨しているということです。

副業・兼業が是認されることによって、より自由な働き方を選択できるようになります。

さらに、新卒採用で就職した会社に一生務め続けるという考え方も変わっていくことでしょう。

FIREに必要な2つのこと

FIRE達成のためにするべきことは、以下の2つです。

  1. 年間支出を把握する
  2. FIRE達成を早めるために、収入を増やす

1:年間支出を把握する

FIREを達成するためには、年間の支出を把握する必要があります。

なぜならば、FIRE達成に必要な総資産は、年間支出の25倍が基準となるためです。

年間支出の25倍の総資産があれば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方です。

例えば、年間支出が200万円の場合、5000万円の資産があれば計算上、年利4%の運用益で資産を減らすことなく、生活できるとするものです。

この年間支出を年利4%の運用益でまかなうという考え方は、「4%ルール」と呼ばれています。

この「4%ルール」は、アメリカのS&P500の成長率を7%として、そこからインフレ率の3%を差し引いた、4%が根拠と言われています。

2:FIRE達成を早めるために、収入を増やす

給与所得のみでFIREを達成することは可能ですが、ある程度の年数がかかってしまいます。

例えば、年収500万円で年間支出が200万円の場合、給与所得のみで5000万円を貯蓄しようとすると、単純計算で約17年かかります。

22歳で新卒採用と仮定すると、39歳でFIRE達成となります。

定年までと考えれば、十分早いリタイアではありますね。

しかし、副業などの給与所得以外の収入を増やすことによって、FIRE達成までの期間をさらに短くすることができます。

目指すFIREによって難易度は変わってくる

先ほどのパートをご覧になって、「5000万円も貯めるなんて難易度高すぎ!」と思った方もいることでしょう。

たしかに長い道のりのように見えますが、一口にFIREと言ってもいくつか種類があり、場合によっては5000万円も必要ありません。

『サイドFIRE』という選択肢

それが、『サイドFIRE』という種類のFIREです。

サイドFIREとは、

「生活費の半分は働いて稼げば良いじゃん」

という発想のFIREです。

サイドFIREの利点
  1. 必要な総資産が通常の半分でOK
  2. 生活費の全てが運用益の場合より、精神的安定が得られる
  3. ガツガツ働く必要はないため、働き方を柔軟に選べる

1:必要な総資産が通常の半分でOK

一番の利点は、FIRE達成に必要な総資産を少なくできることです。

なせなら、少なくとも半分は働いて生活費をまかなうため、必要な総資産が通常の半分で良くなります。

さらに、必要な総資産が半分になるということは、FIRE達成に必要な期間も半分で良くなるということです!

2:生活費の全てが運用益の場合より、精神的安定が得られる

生活費の全てを運用益でまかなう場合、生活が株式市場などに大きく影響されることになります。

大きな経済危機などにより、株価暴落が起きるとたちまち生活が苦しくなりかねません。

なので、運用益だけではなく、労働収入も少なからずあったほうが精神的にも楽に生活することができます。

3:ガツガツ働く必要はないため、働き方を柔軟に選べる

そもそもFIREを目指そうと思った背景には、人生をより豊かなものにしたいという思いがあったはずです。

つまり、働くことそのものに問題があるのではなく、長時間労働や過度なストレスと言った労働環境や働き方に問題があるわけです。

サイドFIREでは、生活費の半分を労働収入でまかなえば良いので、今までのように無理にガツガツ働く必要はありません。

むしろ、自分のスキルを生かして単発の仕事を請け負ってみたり、ちょっとしたビジネスを始めてみたりと自由な働き方を選択できます。

人生をより豊かなものにしていくために、働くということも良い隠し味になるのではないでしょうか?

日本版FIREムーブメントは必ずやってくる!

アメリカから始まったFIRE1ムーブメントですが、日本でも必ずその波が訪れます。

特にこの記事を執筆している2020年は、これまでの常識が一変し、新しい生活様式が求められるようになりました。

仕事のあり方も変わってくることでしょう。

最後に、FIRE達成に向けて参考となる書籍をいくつかご紹介させていたがきます。

この記事でFIREやFIREムーブメントに興味を持った方は、ぜひ一読していただければと思います!